トムラウシ山・化雲岳・五色岳・忠別岳(クワウンナイ川 沢登り)
2008年7月19日〜21日
19日 10:10入渓、17:10 970m二股手前C1
20日 5:50テン場発 10:10 源頭 11:30 登山道合流 13:10 トムラウシ頂上 15:30 C2
21日 4:50テン場発 6:30 化雲岳(荷物デポ) 8:20 忠別岳 11:00 化雲戻り 15:00 天人峡温泉着 

入渓当日は雨は降っていなかったものの、数日の雨の影響を心配しながら現地に。
やはり、クワウンナイ川は増水気味。いくつものパーティーが途中で引き返してくるのとすれ違う。
渡渉に時間はかかるが、腕を組んだり、ザイル使用しながらのへつりなど慎重に進み、
19日の1日目で970m二股手前の快適なテン場でC1とする。
管理事務所への入山計画届けの情報では40人もの入山者がいたはずだが、誰もいない・・。

翌日20日は曇りだが水も若干引き、「滝の瀬13丁」も社長絨毯のようなフカフカ苔絨毯を楽しみつつ登る。
あまりの滑のスケールの大きさに、感動!
ベテランの方が言っていたとおり、これは増水すると逃げ場がないというのも同時に実感。
源頭近くの花畑や沼の美しさにもボーっとしながらトムラウシ登山道へ合流。
これまで誰もいなかった静かなる世界とうって変わり、20名ほどのツアー中高年がぞろぞろいる。
小屋は大変な混雑との情報あり、テント泊とする。

21日は久しぶりの晴天。
朝露に光る花々を眺め、化雲⇔五色⇔忠別を往復し、天人峡へ下山する。
このラインは20人単位のツアー客を含め多くの人とすれ違い、人の多いルートであると実感。


数日の雨で、天人峡温泉から流れるコーヒー牛乳色の
忠別川(右)と
クワウンナイ川(左)。
くっきり色が分かれている。
ロープを使い慎重にへつる。
20日
やや水も減ったものの、
水量を確かめながらF1へ。
右側にはっきりと巻き道。
いくつか、小規模な滝はあるが、
巻き道ははっきりしている。
滝の瀬13丁。
苔の絨毯でふかふか。
あまりの気持ちよさに、
足取りもゆったりと。
トムラウシ登山道合流付近の
残雪が残る幻想的な沼。
21日。
天沼付近から見た輝く朝日。
輝くエゾコザクラの花畑。
朝露に光るトカチフウロ
ヒサゴ沼付近から見た化雲方面。